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映画『天気の子』をもっと深く味わうための読書案内。ついでに『天気の子 Another Side: 〜』を待ってます。

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3年前に、映画『君の名は。』でブレイクした新海誠監督の最新作『天気の子』が公開され、好成績でスタートしているようです。その作品をより深く味わうための本を紹介します。

『小説 天気の子』 新海誠/KADOKAWA

小説 天気の子

小説 天気の子

まずは原作ともいうべき「小説 天気の子」。すでに一度映画を観た方にはそのストーリーがそのまま、ある意味で過不足なく描かれているので、映画を観終わったあとに脳内反すうするにはうってつけ。一般向けの文庫版と児童書としてのつばさ文庫版があるのも興味深いところ。

できることなら、『君の名は。』には『君の名は。 Another Side:Earthbound 』(角川スニーカー文庫)で、映画作品では描かれていなかったできことが、いくつかのエピソードとして描かれているので、『天気の子』版の Another Side が出てくると、いわゆる裏設定というか、そのあたりを知った上で作品をみることができ、また少し深く味わえるかもしれません。

角川つばさ文庫「天気の子」

角川つばさ文庫「天気の子」

Another Side として欲しいエピソード

  • 月刊ムーに連載されていた「彗星が落ちた日」の連作6記事
  • 陽菜の家族(亡くなった母親の話やあれば父親の話など)
  • 凪センパイの恋愛指南
  • 帆高の高校生活
  • 「君の名は。」キャストたちと「天気の子」キャストたち

あたりかな。

『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』サリンジャー、村上春樹訳/白水社

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

帆高が東京に出てきて、漫画喫茶で暮らしている場面でカップ麺(どん兵衛)の蓋にしていたのが、サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」ライ麦畑でつかまえて 村上春樹訳だ。

この映画「天気の子」全体が、ひとつは大人ではない少年と社会との対立を描いていたように思います。それを印象づけるためにも、この小説を作品の中に描くことは暗喩として必要だったのかな〜って、思います。

映画『天気の子』を観終わった帆高や陽菜と同世代のみなさんは、夏休みの課題図書だと思ってチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

 

文学YouTuberベルさんの書評動画をはっておきます。

 

『雲の中では何が起こっているのか (BERET SCIENCE) 』 荒木健太郎/ベレ出版

雲の中では何が起こっているのか

雲の中では何が起こっているのか

映画『天気の子』の中で[気象監修]をしている荒木健太郎さんの著書を読んでおくと、《雲》に関することがとてもよくわかる。作品の中では雲の形がいろいろと登場しても、それが何雲なのかの説明は一切ないし、なぜ雨が降り続くようになったのかの説明もない。陽菜が見下ろす積乱雲の頂上に広い場所はほんとうにあるのか? そもそも雲がどうやって生まれ、雨はなぜ降るのか…そんな素朴な疑問のすべてに答えてくれる。

そうした《雲》に関する知識をふまえておくと、映画『天気の子』で気象現象がいろいろと登場してくるけれど、それぞれの気象学=科学的な知識を踏まえておくと、実は新海誠監督がどれだけ丁寧に天気のこと雲のこと雨のことを知った上で描いているのかがわかってくると思います。

誰かにちょっと話したくなるような雲の話を仕入れておくのもいいかもしれませんね。

雑誌「月刊ムー」

須賀さんのA&Kプランニングのお仕事が、伝統と権威ある雑誌『月刊ムー』

しかも作中に須賀さんが持っているムーは7月No.488号とある。この記事を書いている時点での月刊ムーの最新号は2019年8月 No.465号。2020年8月なら477号。2021年7月号なら488号ということで、物語の舞台となる時間は2021年6月(7月号が発売されるのは6月)あたりということになるよね。

そんな「月刊ムー」がどんな雑誌かを知っている方も知らない方にも、ぜひ月刊ムーを手に取ってもらいたい。

ちなみに……、映画『君の名は。』の三葉の友達、発電所を爆破した男テッシーこと勅使河原克彦くんの愛読書も『月刊ムー』だったよね!

 

他にも、天気の子の主題歌「愛にできることはまだあるかい」の作詞者でもあるRADWIMPSの野田洋次郎さんの本や、今回 企画・プロデュースに名前を連ねている 川村元気さんの本もこの際だから読んでおくと良いかもしれないね。特に野田さん…って、なんであんなに心に響く…そうそうそれそれそんな感じ〜っていう言葉が出てくるんだろうって、いつもいつも不思議に思うくらいだし。

ということで、映画『天気の子』を一度見た人は、さらにさら〜に深く作品世界を味わうためにも、こんな本を読んでみてはいかがかな?

 

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